活動指針

人口が減るとどうなる?

人口減少社会の到来といわれ、広島市も2020年以降、人口減少社会へと突入します。
2030年には、247.3万人になるといわれています(14% 14万8,740人減)

高齢化の推移

2010年までは総務省「国勢調査」、2015以降は国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推移人口(平成24年1月推計)」の出生中位・死亡中位仮定により推計結果(注)1950年〜2010年の総数は年齢不詳を含む。

2000年 2005年 2010年 2015年 2020年 2025年 2030年
総人口 28789.2 28766.4 28433.9 27801.8 26933.7 25894.5 24733.6
年少人口 4284.4 4053.2 3769.5 3356.6 2913.0 2585.7 2368.4
生産年齢人口 19185.9 18682.5 17786.1 16517.5 15652.3 14884.5 13993.0
高齢人人口 5315.9 6030.7 6878.3 7927.8 8368.3 8424.4 8372.2

14万8,740人の人口が減る=その人たちの消費額自体もなくなる。
つまり、人口15万人で計算すると(日本人一人当たりの年間個人消費額 約121万円)

15万人×121万円=1,815億円の消費がされなくなります。

将来予測

  • 広島市の支店や営業所が撤退
    →雇用機会の損出、雇用機関が失われて生産年齢人口の流出により、子供の数の減少
  • 人口の減少
    →経済成長ヘの悪影響、高齢化による生活不安の増大、世帯数の減少による空き家・空き地の増加など「負の影響」が懸念されます。

人口の変化は、景気や災害などと異なり、長期にわたって一定の傾向を予測することが可能であり、それに向けた対策を講じることが可能です。

既に制度疲労を起こしている高度成長期等につくられた制度を改革し、将来顕在化、あるいは今後ますます顕在化することが見込まれる課題に対して、しっかりと備えを行うこと。さらに、プラス面を見出し、新たな価値の創造につなげることによって持続的発展の実現を目指していく。
人口減少社会の到来は、これまでの制度や仕組み・考え方を、成熟社会にふさわしいものへと大きく変革するチャンスと言えます。

大きく変革するチャンス到来!広島市の未来

コンパクトシティ(集約型都市形成)への道

現在の広島市のほとんどは、第2次世界大戦以降の経済成長・産業発展に沿って築かれた拡大型都市として活発に建設されてきました。

  • 都市部・・・商業ビルやマンション
  • 郊外・・・住宅地

しかし、相次ぐ産業の市外移転、無秩序な都市拡大により、中心市街地からは住民が消え、市街地の空洞化が生じ、都市機能自体が弱体化しています。

郊外へ拡大した市域は、道路や上下水道、行政機関等が当然の如く設けられ、その維持管理コストは莫大です。人口が減少し税収が減ってきたところで、そのコストが減るわけではありません。⇒1人当たりの負担増(=納税の対価としての行政サービス低下)

  • 広島市の持続発展可能性の追求
  • 都市機能を回復

その手段として、中心市街地活性化と都市拡大抑制を図る「コンパクトシティ」という都市政策が取り入れられるべきものであると考えます。

行政機関や文化施設が集積し、そこに人が集まって暮らせるコンパクトな街。
それが「コンパクトシティ」です。 

メリット

  • 道路、下水道、学校などの行政コストを削減
  • 交通や除雪といったエネルギー消費量を抑制することが可能
  • 市街地周辺の自然を守り、共存することにもつながる

まちづくりの基本的方向として、無秩序な市街地の拡大を避け、既存の市街地において経済活動機能や居住機能などの都市機能を高度化していく「コンパクトシティ」を目指します。

喫緊の課題と策

1.「MICE」交流人口の拡大による地域活性化

国連機関・国際機関の誘致について
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2.「観光」雇用創出によって、経済の再生、新たな成長に繋げていくこと

観光産業は、旅行業、宿泊業、飲食業にとどまらず、農林水産業、製造業、建設業など異業種とも密接に連携する総合産業です。
その裾野の広さゆえに大きな経済波及効果と雇用創出力を持つことから、地域活性化の鍵、ひいては広島市の経済成長の牽引役となる可能性を秘めています。

一方で、観光を通じた草の根レベルでの交流は、国際的な相互理解を促進し、ひいては国際平和に寄与します。

こうした政治的・外交的側面での効果は短期に得られるものではなく、息の長い、不断の取り組みが求められる。したがって、こうした観光の持つ経済的意義、政治・外交的意義を車の両輪として捉え、国際平和都市広島の観光立市に向けた施策を講じていくべきである。

「観光力」を強めていく為の政策

〇景観政策(緑被率・グリーンベルト・LRT・電線類地中化)
 都市の雰囲気を変える!

〇美しい景観〜ロケの街ひろしまを目指して

国際映画祭等のレッドカーペット事業の実現

〇広島港の活性化「クルーズ観光」
アジア地域では、経済成長に伴う所得増、船の大型化による低コスト化が加わって、クルーズ観光の需要の増大が続いています。
多島美を誇る瀬戸内に大型客船の誘致を図っていくべきと考えます。

〇国内最南端、本格的なスキー場が多い都市(都心から2時間圏内)
東南アジアから最も近い本格的なスキー場エリアが広島。
瀬戸内の冬の幸という「食」の魅力も。

〇近隣市町との広域連携⇒都市間「競争」から「共創」へ
グローカルリンク趣意書参考

市政報告・活動資料