10分でわかる政治のはなし

2014.06.27

第1回「税金ってなあに?」

一年の最後を締めくくる12月。毎日慌ただしくしているのに、
今日はなんだか嬉しそうなママ。

「年末調整で何買おうかしら♫」

「年末調整ってなぁに?ママのお小遣い?」不思議に思う、がんちゃん。

年末調整は、払った税金が戻っくるのよ

「戻ってくるんだったら、はじめから払わなきゃいいじゃん。
でも、どうして僕たち何もしていないのに払わなきゃいけないの???」

次から次に溢れてくる質問に、がんちゃんはいてもたってもいられず、
おじいちゃんの家に向かいました。

ねぇねぇ、大人はなんで税金なんて払ってるの?

おかしなこというもんじゃ。
税金は日本で決められたルールなんじゃよ。

日本が税金もらってるの?

ハハハ・・日本は、国の名前じゃからな。
よし、教えてやろう。

がんちゃんの家は、どこにあるか知ってるか?

うん、おじいちゃんの家の隣!

そうじゃな。
おじいちゃんやがんちゃんの家の住所が言えるかな?

住所?

そうじゃ、広島県、広島市。正確には、日本国、広島県、広島市と続くんじゃよ。がんちゃんは、日本国の広島県広島市に住んでおる。国と県と市のそれぞれが、生活するためのルールを決めるんじゃ。

がんちゃんのパパは、お酒を飲んだら車の運転はせんじゃろ?おまわりさんに怒られる。これは、国が作ったルールじゃ。

あっこの間、僕も先生に怒られたよ、学校の宿題忘れちゃったから

ハハハ・・・いかんな。それは、学校のルールじゃな。

決まりは、国県市のそれぞれ「国会」「県議会」「市議会」というとこで作っておる。そこで働く先生のような人を、政治家というんじゃ

じゃあ、税金は政治家の人がもらってるの?

まぁまぁ、先を急ぐな。みんな、国と県と市の3つの顔をもっており、それぞれ国税、県税、市民税を払っておる。この税金によって、様々なサービスを受けることができる。

がんちゃんはまだ小学生だから、病院に行っても医療費がかからんじゃろ?それは、広島市に納めておる税金が助けてくれとるんじゃ。

国税 所得税、相続税、贈与税、消費税(4/5)、酒税など
県税 県民税、自動車税、消費税(1/5)など
市税 市民税、固定資産税、軽自動車税など

ふぅ〜ん。じゃ、納めた税金が余って僕達に返してくれるの?

それは違うな。ママがもらったのは、源泉徴収というものじゃ。がんちゃんのパパは、サラリーマンだから毎月、会社から給料をもらっておる。税金なんかも引かれておるんじゃ。

税金は、所得によって支払う税金が決まってくるが、一年後のことはわからん。そこで給料を1年間もらったと仮定して、必要な額を引いて毎月支払う税金を決めるんじゃ。一年経った時に払いすぎておったら、その分が返ってくるというわけじゃ。

そうか。じゃ、ママのお小遣いじゃないんだね。僕、税金をもらって使い道を考える人になりたい!ねぇ、おじいちゃん、どうやったらなれるの?

ほぅ〜、頼もしいな、がんちゃん。
税金の使い道を決める人を選ぶことを選挙とよぶんじゃ。

使い道を決めるのが政治なんじゃ。まずはがんちゃんも選挙に行ってみるといいかもしれんな

うん、いつあるの??

まぁまぁ、落ちつくんじゃ。
ひとまずお菓子でも持ってきてやろう。

続く・・・

  • 国連アジア太平洋本部の広島市誘致