Honki岩白

2014.09.08政策

国連誘致

広島商工会議所ビルから3階以上からみえる、世界遺産「原爆ドーム」。原爆ドームゆっくり眺めるなら、いまのところここの場所からのビューがベストだと、このビルに来るたびに思います。

路面電車の芝生軌道もキレイですし^^(お役所仕事のポールが景観を害していますが…)

 

商工会議所ビルには中四国地方唯一の国連機関でもある、国連訓練調査研究所(UNITAR)広島事務所がテナントとして入っていますが、現在も政策的に推し進めています国連軍縮ヒロシマ会議の常設化(現在、常設されているのは軍縮ジュネーヴ会議のみ)や、国連軍縮研究所(UNIDIR)広島リエゾンオフィスの誘致ect、国連・国際機関の誘致に広島市が万倍の積極性をもって挑むよう、一議員として努力しています。

 

写真の説明:

現在、本部はアメリカ・ニューヨーク市
欧州本部はスイス・ジュネーヴ市

そして先に見据えるべくは、世界のグランドゼロであるヒロシマ・シティへの「国連アジア太平洋本部」の誘致。

世界人口の約6割を有す、アジア地域に国連の本部機能がないこと。2000年に沖縄県が誘致アクションを起こして以来、このアジアでの誘致活動はありません。

今のところ国連側にニーズがない・・・で、あきらめているようでは、私はパソコン1台も販売できない営業マン。ニーズはどこの世界でも掘り起こすものでしかありません。それが広島市には必ずできるんです。

現在、日本に存在する国連機関は20機関ほどありますが、本部機能をもっている機関は国連大学のみ。ご多分に漏れず東京都です。

一方お隣の韓国仁川市では国連・国際機関の誘致にとても積極的で、2006年には国連傘下の主要機関の一つ、アジア太平洋経済社会委員会の「アジア太平洋情報通信技術訓練センター」を誘致し、2009年8月には「国連防災研修院」と「国連防災戦略北東アジア事務所」が開設されています。
さらに、中国の北京との誘致競争に競り勝って、2010年5月には「アジア太平洋経済社会委員会北東アジア事務所」を誘致していますし、これら国連4機関のほかにも「東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ事務局」「国連寄託図書館」も誘致してきています。

世界から俯瞰したとき、企業が進出したり、国際会議を開催しようとする場合にも、広島市も仁川市も変わりないといいます。飛行機で1時間弱の距離です。空港が遠いから・・・なんて、鶏と卵ではないでしょうか。世界都市でもあるヒロシマ・シティに誘致できないわけがありません。あとは、都市としての壮大なビジョンの違いでしかないと、私は体感してきています。

世界遺産「原爆ドーム」の真正面、旧市民球場跡地の利活用を決めれずに、何年この「復興・感動の奇跡の土地」を塩漬けにしているつもりでしょうか。原爆ドームが「被爆の実相」を伝える地であるならば、復興を支えたカープの感動を支えた旧球場跡地は、「復興の感動」を発信する場所にするべきではないでしょうか。

そうした施設に併合して、万国旗たなびく国連・国際機関の施設をこの場所に創ることこそが、世界恒久平和を願う市民が多く生活される広島市の使命のように感じるんです。

そして同時に、そうした国際機関を広島市に拠点化することによって、国際会議の数を劇的に増加させ、人口減少時代における(広島市は6年後から人口減に入ります)、交流人口の増大、アフターコンベンションの充実をはかり、外貨も獲得していく明確なグランドデザインを、被爆70周年を機に描く必要があると私は確信しています。

・・・会議所ビルから原爆ドームをみつめるとき(だけじゃないですが)、いつも必ずそんな強い気持ちになります。長くなりました^^;

  • 国連アジア太平洋本部の広島市誘致