Honki岩白

2014.09.30政策

公共空間の在り方

本会議終了後、サラリーマン時代の渉外担当を彷彿するかのように、あちらこちらと個人や法人を訪ねご挨拶まわりしています。やはりFace to Faceはいいものです。

写真は広島市役所前。こうした空間を見つめる度に感じることがあります。それは「公共空間」ってなんなんだろうということです。この市役所前広場にしても、「公共」として機能しているのだろうかと。ここを芝生広場として市民に開放し、移動カフェでも設けることによって、365日デススペースとして閉ざされているこの役所前の公共空間は、本当の意味で市民益に資するものとはならないだろうか。

例えば、「公園でカフェをやりたい!」というように、公共空間をいかに開かれたものとすべきか考える方もおられると思いますが、その際、行政は例外なく、あたかも公共空間がまるで私有地のごとく使用制限を矢継ぎ早にぶつけてきます。
本来、公共の管理者である行政は、それらを市民に開く義務があるはずで、どうやって積極的に健全にこうした空間を使うか一緒に考える立場になければなりません。しかし、いつの間にか使用制限をかけることが仕事であるかのごとくです。公共空間というものを管理することの意味がズレていることへの違和感は否めません。

もちろん、使用者全てが善意の人たちだけとは限りませんし、公平性を担保することも分かりますが、こうした硬直化した公共空間へのスタンスを変えていくべきだと私は感じています。行政の有する公共空間、いわゆる公園やハコモノへのリノベーションは不可避です。
役所主導ではなく、住民主導で公共空間のあり方を考え、行動していく。行政はそのフォローに徹するべきです。公助ありきの自助・共助ではないハズです。

市民の生活している社会、いわゆる街から隔絶された市役所前の広場をみるにつけ、一例ではありますけど、もっと一体的な街づくりがほんの少しの発想で大きく変わるのになぁと感じる今日この頃です。

  • 国連アジア太平洋本部の広島市誘致