Honki岩白

2014.12.03議会

都市政策特別委員会

いっきに肌寒くなってきた昨今ですが、今日は朝から議会にて市当局との打ち合わせ等々が続き、午後からは「都市政策特別委員会」が開催され、主に地方分権の推進、公共施設(ハコモノ)の老朽化対策、住宅団地の活性化についてが議題とされました。

委員会当日に先立って、正副委員長と市当局で会議をおこない、委員会運営や事前の意見交換を実施するのですが、いつも感じることがあります。例えば、本日議題にあがった「住宅団地の活性化」にしてもけっこうな量の資料が市から提出されます。

市側では、部局の専門職員(公務員)チームであったり、外部シンクタンクへ委託しての調査等をおこない、その結果として「こんなことやろうと思います」と議会へ出してくるわけです。それを議会議員は「ふむふむ」と熟読しつつ、質問したり意見を述べたりするわけですが、、住宅団地の活性化対策は何千もの事業の中の1事業でしかなく。議員がすべての事業の専門家でもありません。

市長は10,000人の市職員(部下)、そして市の膨大な予算から外部のシンクタンク等への委託をおこないつつ、その膨大な事業を積み上げ市議会へ提出し、「さあ審議してくれ」と言われており。じゃあ、52人の議員側の権能としては、使用使途が極めて限定的な政治活動費が月額30万円(案分若しくは5分の1ですが、事務所費や人件費、広報活動費でほぼ消える)。広島市の一般会計における議会費の占める割合は、実に0.3%です。

議会制民主主義というシステムに、広島市民の皆さんは約15億円(0.3%)のコスト(議会事務局職員の給与込)を投じられているのですが、現実問題として、広島市全会計でいうと1兆1600億円にものぼる規模の事業すべてを、いまの議会体制ですべて隅々までチェックせよということ自体、物理的に不可能。
とはいいながら、私たちが諦めているわけではなく、わが会派所属の議員13名などは、本当に全身全霊を賭して、湯気をだしながら状態でその職責を果たそうと懸命です。決して手前味噌ではなく。しかしやはり、議会側(=市民側)の体制はけっして広島市(役所)側とイコールではなく。

私は以前から思っています。議員定数を大幅に削減してでも、政令市や中核市規模の都市の議員には公設スタッフ(米国主要都市の市議会では、弁護士や公認会計士の公費スタッフが常駐)を設けてほしいと。もしくは、外部のシンクタンクや専門家と政策立案等を提携できる体制を強化してほしい(=予算付け)と。

議会改革とは何ぞや?と問われれば、それは形骸化した民主主義ではなく、この街の民主主義をもっと機能させるべく、議会の権能を発揮させる為のプロセス。その為の、議員定数や議員報酬議論であれば大歓迎です。いまどき生活の安定や金持ちになりたくて、議員を志すなんてあり得ないし、はっきり言って現実的に無理。

一昔前までの、議員の名誉職や特別職的なイメージは現場ではほぼ残っていません。というか、誤解を恐れずに申し上げれば、まだまだ選ぶ側の有権者の方々のほうに、まだそういった人物を選びたがる傾向があるようにも感じるところも。

私はもっともっとこの街の民主主義をマシなものにしていきたいです。その為に、一議員として何ができるのかを考え、この8年間動いてきました。が、まだまだ力不足。もっと同志を増やしていくことが私の課題であり、反省すべき点。当然、市長や市職員サイドの意識改革も不可欠です。
やるべきことだらけの日々の中に総選挙。しかし、5日からは市議会本会議がはじまります。国政も勿論重要です。が、広島市の議会人として、その職責を忘れるものではありませんし、この街をいかに持続可能なクリエイティヴシティとして発展させていけるか。

市会議員であると同時に、この街のクリエーターとして。この一時代と次代に資する働きをしていきたいと思っています。

 

気付けば、長くなってしまいました・・・。頑張ってまいります!

  • 国連アジア太平洋本部の広島市誘致