Honki岩白

2014.12.05政策

総選挙の争点(消費税増税)

消費増税選挙。しかし、そんな論点がなかなか聞こえてこないのも、この度の総選挙の特徴でも。

税金について少し思うところを書かせて頂けば、個人的には、将来的に『所得ベースの減税』(=可処分所得の増)、『消費ベースの増税』(=軽減税率は賛成)という方向でファンダメンタルリフォームすべきと私は考えています。

とは言いながらに、安易な消費税増税には懐疑的でも。。日本は債務残高がGDPの2倍の1000兆円もある!と謳われ、消費税増税と財政再建キャンペーンがなされていますけど、政府の資産は650兆円。実にアメリカの約150兆円の4倍になる巨額な資産。

例えば、多額の借金を抱える企業があれば、まず不要資産や保養所、社員の宿舎を売却する(させられる←銀行に)と思います。それに本社ビルを売ってリースバックしたり、子会社などを処分するハズです。

でも、財政赤字の1000兆円が大変だと騒いでいる霞が関が、自分たちの宿舎や天下り先の関係子会社は守り、JTや郵政などの有価証券も全部は売らない。。それなのに、財政再建のためには税金を上げよう!というのも納得がいかない。

私たちに課せられている税負担の大きさも。。至るところ税金だらけ。たとえば会社の場合ですと、法人税に事業税に住民税。そればかりか「事業所税」というのがありまして、一定の面積以上の事務所または一定の人数以上で事業をやってれば、重ねて課税されるんです。正直、ホントえげつない話です。だって、事業を営んでるからって、すでに事業税を納めていて、事務所が持ち物だったら固定資産税も払っているわけです。その上に「事業所税」とは・・・ぼったくりバーかと。

かつて松下幸之助さんが、「これが江戸時代だったら、一揆が起きている」と憤っておられたのをものの本で読んだことがあります。私たち個人でも、もらった給料から否応なく20~30%源泉徴収されていますし、そのうえに健康保険や厚生年金保険などの社会保険料の負担もあります。

そんでもってモノを買えば8%の消費税、ほかにも酒税、タバコ税など、知らず知らずのうちにせっせと取られ、ガソリンにいたってはガソリン税になお消費税が乗っかっている。そして、残ったお金をせっせとためて家を買ったら不動産取得税に固定資産税。死んだら相続税・・・。

生きている限り、罰金で税金を搾取されていると錯覚してもおかしくないような、わが国の税システム。

学校での歴史の授業では、江戸時代の農民が重税で苦しめられた様子を「五公五民」などの表現で教えられ、幕府が搾取の権化であり、可哀想な農民と思ってきたわけですが、はたして現代人と比べて、いったいどっちがどうなんでしょうね。

「ノットイコール」

これまでの常識がこれからの常識とは限らない。ときに、眼前の政治システム(現実)を疑ってみることから、未来への課題がみえてくることもあるのかもしれません。みんなで考え、提起してまいりましょう!

  • 国連アジア太平洋本部の広島市誘致