Honki岩白

2014.12.11政策

金融機関と時代のニーズ

全国銀行協会が、国内の銀行が他行向けに振り込める時間を延ばす方針を正式に表明しましたね。土日や祝日も送金できるよう検討するとのこと。ダーウィンの進化論ではありませんが、時代(のニーズ)に適応していかなければ、恐竜になってしまいかねない、、ということなのでしょう。

現状は、もし金曜日の午後3時に間に合わず、それ以降に振り込んでも相手の口座に届くのは週明けの月曜日。手形の不渡りなんかを判断する時間は午後3時がひとつの目安になっています。この時間が変わることが意味するもの。それは、資金繰りに苦しむ企業にとっては、午後3時以降や土日も金策に走れるようになります。これはいろんな意味で、各企業の資金調達などに大きく影響してきます。

金融機関からすれば、午後3時に店舗のシャッターが閉まった後も、やるべき業務は多大にありますから、現場には現場の意見が多々あるとは思いますが、今やすでに企業間取引が当たり前に24時間行われている中で、金融機関だけが9時から3時までしかやっていない、、というのは、やはり時代に適応していない恐竜かとも。

広島市民益にも大きく関わる問題ですので、今後の進捗を注視したいと思います。

金融機関の話題ついでのもう一つ。

私は平成21年の本会議一般質問で、広島市の指定金融機関(広島市が公金(税金etc)の収納 、支払の事務を取り扱わせるために指定する金融機関)のあり方についても言及しました。

この指定金融機関は、地方自治法第235条、同施行令第168条に基づいて「議会の議決」を経て指定されることになっています。広島市の指定金融機関は広島銀行なんですが、昭和40年3月以降、一度も広島市議会の議決を経ることなく自動更新状態となっています。約半世紀もの間です。
この時の広島市会計管理者は、「これまで他の金融機関からの指定要望が出されていないことから」と答弁していますが、私は大きな議会軽視だと感じていますし、広島市の怠慢だと。なぜか?それは、金融機関との業務委託リスクという観点にあります。

広島市の指定金融機関の自己資本比率はどうなっているか。また、指定金融機関には市民や法人等からの納税というプロセスで預金が入りますので、指定金融機関における黒字倒産につながる貸し渋りや貸しはがしがないかどうか。中小零細企業の資金繰りやつなぎ融資等への配慮はできているのかどうか。
そうした観点をもって、広島市は対応していくべきだと思いますし、その為の議会の議決です。

と同時に、指定金融機関(広島市では広島銀行)には、事務取扱上の経費はすべて金融機関側の負担とされていますので、無料もしくは超安価で公金の収納または支払いの事務を行われています。市の施設内にある派出業務に要する経費も指定金融機関が負担していることが一般的ですので、指定金融機関にかかわるコストを今後どのように負担していくのかも重要な課題でもあることを、付け加えておきたいと思います。

長くなってしまいました。

おはようございます(^^)

  • 国連アジア太平洋本部の広島市誘致