Honki岩白

2015.07.17その他

広島市をアジアのジュネーヴにする

「広島市をアジアのジュネーヴにする」というテーマに基づき、現在、議会人としての立場と、民間活動家としての立ち位置で、MICE・観光、そして様々な人的資源・物的資源を有機的に結び付けることによって派生する、広島のオモテナシ体制とでもいいましょうか、そんな公益向上を見据えた活動に勤しむ日々です(もちろん同並行で様々な仕事頑張ってますよ^^)。

そんな中でよく聞かれるのが、「MICE(マイス)ってなんなん?」

MICEとは、Meeting(会議・研修・セミナー)、Incentive tour(報奨・招待旅行)、 Convention またはConference(大会・学会・国際会議)、Exhibition(展示会)の頭文字をとった造語です。

ですから、厳密にいうとMICEと観光とはイコールではありませんし、MICEとインバウンドともイコールではありません。

観光で言うとこころのSIT(Special Interest Tour:特定目的旅行)の1つと考えたほうが分かり易いかもしれません。

SITとは、特別な分野に対する目的をもった旅行のことで、MICEの場合は観光でもビジネスの目的に特化しているニュアンスですので、会社や大学、そして行政がその費用を負担することが多く、消費単価が大きくなる特徴を持っています。

ちなみに、この「MICE」という言葉を広島市議会で初めて使ったのは私でして(全ての議事録チェック済み)、平成23年の第3回6月定例会にて、「国内外の各都市が、MICE振興に取り組み始めた現在、本分野における都市間競争を勝ち抜くためには、本市は経済界、学術界、市民との強固な連携を核として、戦略性と創造性を持ってコンベンション政策たるMICE振興に取り組んでいく必要がある」旨を質した経緯があります。

また、平成20年の第2回6月定例会では、広島市が観光立市として発展していく為にも、経済局を「経済観光局」とする必要性を質し、その後も複数回言及し続けた結果、平成24年度から「経済観光局」がスタートし、同時に観光政策部を設置し、観光企画担当課、観光ビジネス担当課、観光プロモーション担当課、MICE戦略担当課の4担当課体制となりました。

「人口減少時代に、いかに交流人口を増やしていけるか。
「減りゆくパイの奪い合いに終始するのではなく、いかにパイを拡大するか」

そのキーワードの一つが、観光でありMICEであると私は確信しておりますし、そしてその強大な誘引根拠となる「国連機関・国際機関」の広島市誘致は、これまでも一人の議員として最優先政策として位置付けていますし、これからも継続してまいります。

と同時に、政治や行政主導で誘致するだけではやはり機能せず。そこには都市としてのホスピタリティであったり、様々な主体における意識の醸成や体制が不可欠となります。そこをこの度、各方面の一線で活躍している有志で設立する「広島アジア太平洋交流協会」が、様々な主体のプラットフォームとなり、民間サイドからのウネリを興す。

ただただジッとしていられない。これに尽きるんです。

市議会議員というポジションは、皆様にとっての公益を高める「手段」でしかなく。広島市域をいかに持続発展可能なものにしていけるのか、できるのか。幻想ではない夢や目的も抱くことなく、政治家であり続けたいが為に選挙に立候補しているのではありません。

人生は有限です。次代にいかなる広島市域をバトンリレーしていけるのか。
そして、このエリアでいかで人々がしっかり稼いでいけるのか。輝いていけるのか。全ての可能性を諦めることなく、デッカイ理想と短期・中長期的な目的をもって、建設的で生産的な日々を過ごしてまいりたいと思っています。

  • 国連アジア太平洋本部の広島市誘致