Honki岩白

2015.10.23その他

移民受け入れ、いよいよスタートか

【移民受け入れ、いよいよスタートか】長文失礼・・

安倍総理は、総理大臣官邸で第16回国家戦略特別区域諮問会議を開催された際に、

「外国人を積極的に受け入れ、地方創生の加速化を図る自治体の先行的取組を後押ししていかなければなりません。このため、入国管理の迅速化を進める」

旨を発言されましたが、これはまさしく

「移民をどんどん受け入れようぜ日本!」

の本格スタートを意味しています。

この移民受け入れについては、昨年の3月、政府が少子高齢化に伴って激減する労働力人口の穴埋め策として、移民の大量受け入れの本格的な検討に入っていましたので、懸念はしていました。

昨年3月の産経新聞には、
「試算では、2012年に8973万人だった20~74歳人口が、現状のままであれば2110年に2578万人に減る。
しかし、移民を入れた場合は7227万人になるとしている。
だが、移民政策には雇用への影響や文化摩擦、治安悪化への懸念が強い。
しかも、現在は外国人労働者は高度な専門性や技術を持つ人材などに限定しているが、毎年20万人を受け入れることになれば高度人材だけでは難しい。
単純労働に門戸を開く必要が出てくる。
政府は移民議論と並行して、外国人労働者の受け入れ拡大を先行させる考え。」

とあります。

つまり、将来日本の人口、特に若年者が減少し、労働力が不足すると予想されているので、移民を毎年20万人受け入れる、ということです。

しかし、当時の政府の試算は恐ろしくないですか?
例えば、移民を受け入れなければ100年後の人口が2500万人になる稼動人口が、移民を受け入れれば7200万人になるという。

ちょ、ちょっと待たれい!

これじゃあもう100年後の日本列島は、日本人のものじゃあなくなってますよ・・・

3:1で外国人の方が多くなってしまうの?

そんなんじゃ、某元首相が泣いて喜びそうな国になってしまいますよ。

確かに今の日本は高齢者比率がどんどん増え、その分、子供が比率、絶対数ともに減少しています。

今のままでいけば、少なくとも人口のかなりの比率を占める高齢者人口を支えるための、多量の稼動人口が必要になることは間違いないでしょう。

そのピークはだいたい30~40年後くらいで、ちょうど私たち第2次ベビーブーム世代がちょうど後期高齢者(75歳)になる頃。

この時代の予想人口ピラミッドは恐ろしく、ピラミッドがひっくり返ってしまっていることも事実。

な・ん・で・す・が、この時期を乗り越えた後の日本は、人口構成が細い釣鐘型となりますから、高齢問題はかえって収束していくものと思われているんです。実際、予想日本人平均年齢も30~50年後くらいは約51歳。

85年後の2100年では49歳となっており、かえって若返っているんです。

ということは、その後にベビーブームが再来し、人口も回復してくる兆しが残っています。

つまり、安倍首相も「美しい国へ」で書かれた美しき日本国は、あと数十年をなんとか乗り切れば定常状態となるんです。

この時期をどうやって乗り切って行くかがわが国のあり方の分水嶺となるんです。

解決方法はおそらく二つしかありません。

すなわち、お元気な高齢者の年金を減らし稼動高齢者を増やすことと、高齢者の定義を変えること(ex:75歳から前期高齢者、85歳から後期高齢者。今は65歳から前期、75歳から後期)。

それか、移民の受け入れです。

私は、正直申し上げ日本はやはり前者で行くべきと思います。

つまり、移民は受け入れることなく、働けるご高齢者の方にはできるだけ働いて頂くこと、健康寿命の延伸に国・自治体ともかなりの熱量を込めて取り組むことです。

医療のあり方さえも見直していく必要があるかもしれない。

移民の受け入れは、禁断の果実でもあります。

確かに若い人限定で移民を受け入れれば、人口ピラミッドは多少はピラミッドを保ち、平均年齢も低下するでしょう。

しかし、日本人とは文化から言語から何から何まで違う外国人が大量に入国してきた時、ならびに既に移民受け入れ国が迎えているその後の軋轢を考えると、そのための政府支出は馬鹿にならないと思います。

また、日本はイイ国なので、もしも世界に門戸を開けば、年間20万人では済まなくなること間違いないと思われませんか?

あと、地方創生と移民受け入れを混同してはなりません。

移民を大量に受け入れたとて、彼らは地方には行きませんから。

仕事がないんです。

結局、都会がスラム化し、生保が激増するだけではないでしょうか。

地方から人口が減っているのは、要するに仕事がないから。

するべき仕事があるのなら田舎に帰りたいという人はたくさんいます。

地方創生というのなら、徒に移民を受け入れるのではなく、まずは地方の雇用を増やすことが大事なのではないでしょうか。

一億総活躍相のネーミングからもそうですが、全体主義に向いつつありそうな安倍政権には、ここのところをとくと考えてもらいたい、42歳最後の日です。長文失礼しました。。

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