Honki岩白

2016.03.04議会

広島市の政治手法、「村」から脱却できてない

昨日のサンフレ久保会長の記者会見、大きな波紋となっています。

今日から建設関係の予算審議であり、さっそくサッカースタジアムの件を質され、松井市長が答弁されています。

この問題について常々申しているのは、スタジアムや旧球場跡地単体の云々ではなく、広島市の中心市街地のあり方、平和公園から広島城までの中央公園内のあり方をいかに描いていくのか。

このテーマからすれば、建設コストが高い安いのみならず、その投入コストの費用対効果をいかに高めるか。
その根拠となるものが街づくりビジョンであるはずなんですが、広島市(行政)はパッチワークのごとく場当たり的なビジョンしか掲げられていません。

都市としての誘引力、発信力、活力、波及経済効果、交通網等考慮すれば、サッカースタジアムは中央公園内が最適であるし、複合的にするのであれば周辺の中央図書館やこども文化科学館、青少年センター、そして年に10ヵ月閉まっているファミリープールのあり方を俯瞰して見直していく必要があるはず。

そこを思考せず、旧球場だけの問題としてスタートさせてしまったことに、今の広島市が札幌、福岡、北九州に引き離された理由として理解しますし、議会からも委員会等で述べてきました。

3月末に市長、県知事、商議所会頭の三者で方向性を示すとのことですが、その中のどなたもが「私はこうあるべきだと考える!」という、街づくりビジョンを有していないことが広島市の悲劇(個人の人格を責めるものではなく、公人としての評価です)。

ビジョンではなく思惑で、一部のステークホルダーが強引に政治を進める手法が、私たちの広島市を衰退させてはいないですか?

そろそろ決断できる政治、そしてみんなが分かりやすくビジョンを共有できる都市づくりを実現し、前を向いた建設的で生産的な議論に移行したいものです。

…政令指定都市でもある広島市の政治手法、まだまだ「村」から脱却できてない( ω-、)

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