Honki岩白

2016.08.27その他

脳裏に焼きついた忘れられない言葉

広電で立町電停付近を通る際、いつも思い出す光景があります。

広島信用金庫の八丁堀支店に配属された、社会人1年目のとき、

広電で出勤していると、早朝から「山一證券」前に長蛇の列が並んでた光景です。

そう、平成9年、山一證券が自主廃業に追い込まれたその日でした。

テレビでは山一の社員が「会社を信じていたのにー」と、わんわん泣いていました。

いわゆる「とばし」といわれる違法行為を行い、バブル崩壊後の株価低迷のために、にっちもさっちもいかなくなってしまった挙げ句の結末。

このとき、お客様が私に言われた言葉が印象深かったです。

「人も会社も、得意分野で足をすくわれるもんだ」

「法人の山一」ともいわれ、債務保証を求められることも多かったでしょうから、この法人営業を推進するために山一證券は「とばし」という禁じ手をやってしまった。

無論、山一證券以外の証券会社でも「とばし」の誘惑には駆られたでしょうが、山一證券の場合、なまじ法人営業を看板にしていたのが足をひっぱられれる原因となったのでしょう。

要は、得意分野で足をすくわれるかたちに。

「うちは法人営業が看板だから、なんとしてでも他社よりも頑張らねばならない!」

こんな激が、山一の朝礼では頻発してたんでしょうね。

お客様から頂いた「得意分野で足をすくわれる」という言葉。

いまでも脳裏に焼きついていますし、すべてのシーンで忘れないようにしています。

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