Honki岩白

2014.04.12政策

「ザ・広島ブランド」

今日は東京で安倍内閣総理大臣主催の「桜を見る会」が開かれており、1万人の招待客で賑わっているそうです。不肖、私も招待状を頂いていたのですが日程あわず欠席なんですが、ここ広島市で動き回ります(^^)/

一昨日、私が市議会の経済観光委員長ということで、当局から平成25年度の「ザ・広島ブランド」の認定結果について説明がありました。この事業の目的ですが、広島の特産品で「特に」優れたものを認定し、全国にPRすること云々かんぬん。

▼募集の対象分野

「食品」味わいの一品 : 一次産品及び加工品
「工芸品等」匠の銘品 : 生産過程の一部又は全部が手工業的であるもの

 

今回の応募件数は29件(食品26件・工芸品等3件)で、認定数は4件(食品2件・工芸品等2件)。25件が、広島市曰く「特に」優れていないという理由で落選しています。

・・・また、応募していない商品等はそもそも「ザ・広島ブランド」の遡上にすらのぼらない。最初から、応募していない「広島ブランド」もあると聞いています。

 

詳しくはこちら:

http://www.city.hiroshima.lg.jp/brand/

この「ザ・広島ブランド」は秋葉前市長時代にはじまり、松井市長が踏襲している広島市の事業なんですが、そもそも、広島市という行政が、納税者である市民や事業者の皆様の製品なり作品に対して、特に優れているであるとか優れていないであるとか「評価」すること自体に、私は大きな違和感を覚えています。

例えば、「お好み焼き」であるとか「広島牡蠣」であるとか「もみじ饅頭」であるとか「広島針」であるとか、それらに関連する商品であるとか、大きな括りでの広島ブランドを行政として全国にPRし、そうした行政フォローの恩恵を得て、各民間事業者さんなり個人なりがご努力され活性化されていく。こうしたカタチが本来あるべき姿であると私は思いますし、そこはドンドンやるべきだと。

現在、この「ザ・広島ブランド」には70件が認定されていますが、こうして認定された商品等には、行政の広報誌への掲載やパンフレットの活用等に加えて、新たに今年度から首都圏等の地方物産展への出展や商談会への出展補助金、専用のウェヴサイト構築による情報発信etcに、広島市が税金をかけてPR・販促活動を推進されます。

私は、既に認定された70件の商品等に疑義を述べているわけではありません。それぞれにおいての経年のご努力と地域経済への貢献に感謝しています。ここで言及すべくは、広島市という行政のあり方です。

私たちは、個人市民税であれ法人市民税であれ、納税の対価としての行政サービスを享受する権利があります。それだけに、行政機関とは遍く公正中立であることが絶対条件です。広島市に事業者として個人として納税されている方々、今回の事例で申し上げると、落選した25件に対して「特に優れていない」なんて、逆に言うと行政に言われるようになっていないんじゃないでしょうか?

民間の格付け団体にいわれるんならまだしもです。

私は確信します。広島市民118万人が「広島ブランド」であり、広島市で頑張ってらっしゃる全ての産業、企業、団体、商店こそが「広島ブランド」なんだと。そこの全体に光を照らすことが広島市、ならびに広島市の政治家の役割であると。

広島市という、市民や法人等からの納税行為を財源に運営される行政が、納税者に格付けをやっちゃいけない!烏滸がましいにもほどがあります。そして、そうした姿勢こそが、前と今の市長の意識そのままであるということを、この「ザ・広島ブランド」事業から垣間見る今日でもあります。

当局には見直しを要求しましたが、さてどう出てくるでしょうか。。

  • 国連アジア太平洋本部の広島市誘致